淡交会報の編集・発行を目的として、会報委員会が正式に設立された
のは1983年6月で、同月発行の第27号から会報委員が編集にあたって
います。 淡交会報そのものは、会員相互の連絡機関として1957年11月
に創刊され、母校と淡交会、卒業生を結ぶ メディアとして、淡交会
総会・新年会の案内や事業・決算報告、母校の現況、淡交会の母校教育
活動への支援、卒業回ごとの活動報告、社会で活躍する卒業生の紹介な
どを行ってきました。 第26号までは評議員や編集委員、編集室員が編集
にあたりました。
現在では、卒業生会員だけでなく、母校と在校生・保護者らに淡交会の
活動・役割を理解してもらうことも大きな目的になっています。
1997年9月発行の第41号から、それまでの墨一色の会報を、上質紙を
使った多色カラー印刷の会報に改めました。2003年6月に淡交会の第7代
会長となった小泉宗孝氏(52回)が、それまで年1回(母校創立100周年
事業協賛の1999〜2001年は年2回)の発行だった会報を年2回発行する
との方針を打ち出し、以来5月、12月の年2回発行が堅持されています。
会報委員会は毎号4〜6回開かれ、写真選びや原稿・広告の割り振り、
見出し・割り付け、校正などの編集作業を行っています。
2003年12月発行の第51号で、表紙に直木賞作家の石田衣良氏を登場
させ、同氏のインタビュー記事を中心に据えました。それ以来、社会の各
分野で活躍する卒業生へのインタビューと表紙写真が会報の目玉になっ ています。
附属中学校が設立され、母校が中高一貫校としてスタートした2006年の
第57号には、戦前の三中時代に入学した先輩と附属中学1年生の後輩が 60年の時を経て語り合う「新旧中学生座談会」(同年9月の両国祭で行わ
れた)を掲載し、反響を呼びました。
会報委員会としては、今後、淡交会報が母校と淡交会、卒業生を結び付
け、会員同士の交流の場としての役割を果たすとともに、社会の各分野で
活躍する卒業生を紹介し、また、会員が淡交会の活動に積極的に参加で
きる環境づくりをしていきたいと考えています。
現在の会報委員会のメンバーは次の通りです (カッコ内は卒業回)。
宇田川 勝明(63回)=委員長、 吉田 隆(61回)、 河北 治生(64回)、
内田 千晶(72回)、 山本 明仁(79回)、寺澤 一 (87回)、
室賀 五郎 (60回:事務局)、 矢澤 弘道 (60回:事務局)、
森元 忠夫(60回:事務局)、 岩崎美由紀 (事務局)、郷家 眞弓 (事務局)
記載 宇田川 勝明 (63回)
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