作成日:2019/03/02 by AM   

 企画、構想足掛け3年、74期還暦同期会は、平成30年10月27日(土) 秋深まる夕刻の下町、 亀戸アンフェリシオンにて145名の同期生の参加と恩師4名のご臨席を賜り盛大に開催された。
発起人の発動により、各クラス2名の幹事をあらたに選出、要請、依頼、承諾を得たのは1年近く前であり、 数回の幹事会を重ねこの日を迎えたのであった。
当日は天候にも恵まれ、受付開始時間を前に懐かしい顔が、次から次へと会場階のエレベターから現れた。
あの頃から40年以上経ち、男女とも人生の重みは感じさせてはいたが、昔の面影を残した強者達は今から時間を遡り、 これから少年少女に戻って行くのであろう。
開宴前からむかし話の華が咲き、74期還暦の華園はすでに八分咲きとなっていた。
相当数の参加者を想定していたので、今回は同期会冒頭に全体集合写真を恩師と共に撮影した。宴会半ば、 終宴近くでは還暦の暴徒は制御できないと予想したからだ。にしても、150名近い集合写真は凄まじきものであった。

☆ ☆ 還暦同窓会に参加のみなさん ☆ ☆

≪ ☆ 還暦同窓会に参加のみなさん ☆ ≫

写真撮影後、同期会は代表幹事富岡氏の開宴挨拶と同期会開催の経緯報告から始まった。
引き続き各クラス幹事紹介、恩師の紹介、ご挨拶となった。

3年間担任、英語の教科でお世話になった澤村実先生。倫理社会の小平克先生。英語の岡野昌雄先生。 化学、部活動顧問として御指導いただいた石曽根誠一先生。お忙しい中、ご都合をつけてくださり誠にありがとうございました。
 ご挨拶に続いて澤村先生のご発声にて乾杯。
和やかな雰囲気を通りこし、ワイワイガヤガヤと騒がしく歓談会食へと進行していった。

☆ ☆ 恩 師 の 先 生 方 の 登 壇 ☆ ☆

≪ ☆ 恩師の先生方の登壇 ☆ ≫

宴席は立食スタイルなので、各々参加者はグラスや料理を持って、懐かしい顔を見つけては、駆け寄り、立ち止まり、 話に華を咲かせていく。至るところで笑いが溢れ、会は否応なく盛り上がっていった。
恩師用に用意したテーブル席の周りにも、入れ替わり立ち替わり人の波が押し寄せる。我々と違い恩師は何百何千の卒業生を送り出しているので、 記憶をたどるのは大変な作業であろうに、皆さん笑みを絶やさず昔の生意気な少年少女にお付き合いくださった。 あらためて恩師の偉大さを感じる光景だった。
 あっという間の2時間であった。まだまだ話足りないと誰もが感じるところではあるが、会場の時間制約がある以上、 終宴に向けてシフトチェンジをする時が迫ってきた。

今回は二つの企画を用意した。一つは、還暦というキーワードからドレスコードを設定し、 何かしら赤い物を身につけて参加するというものである。
参加者はそれぞれ工夫を凝らしてきたが、10名程が最終選考に残り、拍手にてベストドレッサーが決まった。 クラス幹事浦上氏であった。タイトルは「用務員さん」(笑い)。

☆ ☆ 還暦のベストドレッサー選出 ☆ ☆

≪ ☆ 還暦のベストドレッサー ☆ ≫

二つ目は、卒業アルバムの写真、卒業記念レコードを編集して、15分のスライドショーを製作し上映した。
レコードには当時の授業の模様が録音されており、若かりし恩師の姿(写真)と授業風景音、懐かしい写真をリンクさせた映像を全員で鑑賞した。 会場内は、笑いと叫びとため息に包まれていた。
恩師からも旧校舎の写真が出るたびに感嘆の声があがっていた。
 そして、締めくくりとして当然の如く校歌斉唱となった。
歌詞カードを用意していたが、ほとんどの参加者はノーカードで歌いきっていた。
天晴!天晴!さすが両高生!
あっという間の三時間。クラス幹事B組の川崎氏の中締めで74期還暦同期会は、参加者、恩師、幹事の総力で大盛会のうち幕を降ろした。
そして、それから先は言うまでもなく二次会へと移行した。
二次会でも100名超えの大盛況! 一体、このおっさん、おばはん達は何者なんだ!??
ご参加くださった皆様、恩師の皆様、そして幹事の皆様、会場のスタッフの方々ありがとうございました。次回同期会にもお力をお貸しください。
また、この場をお借りしまして今回の同期会開催におきまして多大なご尽力をいただいた淡交会事務局の皆様に深く感謝申し上げます。

追記、今年に入って早くもクラス会を企画した組や、あらたなグループでプチプチ同期会を催したり、 同期会をきっかけに結構活発に動いているようです。
お声がかかったら是非ご参加ください。

74回 小口 裕二 記

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