平成30年淡交会新年会は、昨年の総会に引き続き65回生の運営協力により、2月10日アンフェリシオンにて開催されました。
　新年会では、両国高等学校兼附属中学校長の鯨岡廣隆先生から最近の母校のご報告がありました。
校庭の改修工事が30年ぶりに行われたとのことです。
心の中にある昔の校舎のイメージが壊れるのが怖い気もしますが、一度母校に足を運びたい気持ちになりました。
また、東京都の高等学校英語スピーチコンテスト選抜大会で、連覇を達成したとのお話がありました。
後輩の活躍は非常に嬉しいものです。
　メインイベントは、同期の阿久津光志さんの「リニア中央新幹線〜新幹線鉄道の整備と国鉄改革」 の講演です。
国鉄の経営効率や安全性の問題は、高度成長末期の日本において大きな課題でした。
課長時代に改革の提言に参画し、国鉄清算事業団で雇用対策の最前線でご苦労の末、分割・民営化を成し遂げられたことに 不屈の闘志を感じました。 次に東海旅客鉄道株式会社(JR東海)での新幹線鉄道事業の総責任者としてのお話を、グラフやビデオを使って分かり易くお話頂きました。
リニア中央新幹線は、2027年開業時には時速500�qで東京都・名古屋市間を最速40分で結ぶ国家的事業ですが、JR東海の自己負担を 前提に進められているとのこと、そこまでの経営努力と決断に大変驚きました。
　懇親会と６５回生の打ち上げでは卒業以来５０年ぶりにお会いする懐かしい顔から何人もお声がけ頂き、いろいろな思い出話に 花が咲きました。
　幹事の皆さん、一年間大変お世話様でした。そしてこれからも宜しくお願いいたします。