今年の冬は暖冬と云われましたが、2月には寒い日もあり同期の諸兄は、如何お過ごしでしたでしょうか。 昨年の会報では真島武君が、11月21日 亀戸アンフェリシオンで開催された三桜会総会の模様については詳しく 報告されていますが、当日出席された皆さんと撮った全員の記念写真について今回掲載致しましたので参考迄にご覧下さい。
当日は、同期諸兄と来賓として淡交会新会長の大澤秀利氏(66回)、事務局次長の岩岡勉氏(66回)、アンフェリシオン会長の 小泉宗孝氏(52回)も参加されました。 又、同期4名の女性の中の紅一点の江口里江子さん(旧姓 伊東)も前列右はしに撮っています。彼女は、両国高校第1期の女性卒業生でもあります。 我々49期生は、昭和21年4月に旧制都立三中生として入学し、卒業と同時に新制両国高校の第1期の1年生として入学した結果、 中高一緒に6年間同じ学校で過ごした仲間でもあります。 今で云う、中高一貫の第1期生として6年間一緒に学んだ絆は、深いものがあると思います。この絆を大切にしてこれからも元気で 頑張りたいと思います。 さて、前回の会報以降、同期の石川洋美君が鬼籍に入られました。彼は、「石川のとんちゃん」として親しまれ、独特の語り口で 同期としても有名でした。彼は、ハンドボール部で活躍もしましたが、確か小生と同じ弁論部でも元気に活躍したと思います。 最後は、芝浦工業大学理事長として手腕を発揮し、当時困難を極めた大学移転について一貫して取り進め、江東区豊洲に 新校舎を立派に建設した功労者であります。 後日、国から教育者として高く評価され、旭日中綬章の受賞の栄に浴しました。元気な姿がまだまだ見られると思いましたが、 病に倒れ誠に残念に思います。 同期の一人として深く哀悼の意を表したいと思います。 同期諸兄におかれましては、今後とも充分にご自愛の上、来年の88歳米寿の総会には又、元気に再会出来ることを念じております。
海寳 嘉胤(49回) (淡交会報第84号より転載)
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