作成日:2015/12/03 by AM   

私達は昭和19年4月「東京都立第三中学校」に入学し、翌年3月10日に東京大空襲のため、校舎をはじめ多くの友人が家を焼失しました。
8月15日には終戦を迎え、焼け跡での授業が始まりました。

中学4年終了後、新制度に切り替えられ、4年終了で旧制高校に進学した人を除き、新制高校2年に切り替わりました。
その時多くの人が転校してきました。因みに、卒業後「都立両国高校」に変わりました。

このように、3種の同期生ですが、40年ほど前から、年に一度同期会を開催してきております。
初めの頃は、泊りがけで丸岡・祥雲・大谷・高梨諸先生も出席してくださいました。最近では、東京で昼間開催しています。

今年も7月2日「東京ドームホテル」で開催し、当初37名出席予定だったが、前日・当日のキャンセルで32名が出席しました。

いつものように、初めはテーブルを指定して席に着いてもらったが、ある程度時間が来ると、席を離れて話し合う人が増えてくる。 最近では出席者の顔ぶれが決まってきたので、近況報告は珍しく出席した人だけにしました。

恒例の鈴森君にめでたい謡曲を披露して貰い、最後は石黒君の指揮により校歌「明暮れのみをしへに」を斉唱して、 来年の再会を約して解散しました。

出席者は、

荒木浩、石倉充之、石橋健一、伊勢哲郎、石黒不二夫、市原荘六、
井出正、伊藤豊、伊藤成弘、岩上定弘、亀井隆一、北川稔、
桐渕利博、小林賢之介、小宮勤一、河野先、佐藤宏、佐藤直樹、
塩路耕次、鈴森勇、瀬古政一、武田駿之介、波止保、根本義則、
長谷川澄雄、羽田野隆司、速水康治、森保太郎、矢部幸夫、山里寿男、
山本敞一郎、岡武秀

岡 武秀 (47回) 記    
   (淡交会報第75号より 転載) 

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