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地球は水の惑星 |
「地球は青かった。」
1961年ガガーリン少佐が、初めて宇宙から地球を見た時の言葉です。
地球は約70%を海に被われた「水の惑星」なのです。
近年異常気象により世界各地で大洪水・大渇水が頻発したり、大地震・大津波による被害で建物やライフラインが
壊滅する事態が生じています。
また、世界では6億6300万人の人たちが安全な水を確保できていません。(2015年現在)
日本の年間降水量は世界平均の約2倍ですが、人口が多いので1人当たりの雨量は、サウジアラビアより少ないのです。
雨水タンク助成金制度
海抜0m地帯の墨田区は、雨水利用を「自己水源の確保」「防災都市の推進」「都市環境の再生」と位置づけ、
1983年外手児童館からスタートした。
1994年市民中心の「雨水利用を進めよう会」(雨水市民の会の前身)と共催して「雨水利用東京国際会議」を開催し、その後、
「雨水タンク設置の助成金制度」を発足した。制度を活用したタンクは330基以上になっている。
小規模タンク(1t未満)
タンクの本体価格の半額、上限4万円
中規模タンク(1t以上)
容量や材質によって助成金額を決定、上限30万円
地中梁方式(5t以上)
地中梁を利用したタンク。有効貯水量によって助成金額を決定、上限100万円
雨水市民の会
前身の「雨水利用を進めよう会」(1992年)から世話人として係っている「雨水市民の会」を紹介します。
雨は生命の元であり、文化を育んできました。この雨に学び、感謝し、雨を活かすことが当り前になる社会を目指し、
雨を活かす事によって人類が直面する水危機を解決したいと考えるNPO法人です。
《 活動内容 》
@ 雨学ぶ〜啓発、環境学習活動
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| (1) | 子どもから大人まで、雨水活用や雨の文化など、さまざまな環境学習プログラムを用意して、
出前出張も行っています。
雨水まち歩き、手作り雨水タンク実技講習会の実施。雨の絵本の読み聞かせ。
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| (2) | 地域活動
墨田区で開催されるイベントに参加、区内の他団体と連携した地域活動。
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A「Webあまみず」の発信
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| 雨水活用に関する市民、行政、企業、学術、そしてグローバルな取組みなどの情報を発信。
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B環境学習事業の企画運営の受託
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| 武蔵野市、墨田区、葛飾区、小金井市
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C企画事業
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| (1) | スカイウォータープロジェクト
バングラデシュで雨水夕ンクを普及する活動をしているNGOを支援しています。
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| (2) | 雨水ネットワーク参画
雨を活かす社会の実現を目指して活動している全国各地の市民、企業、行政、学会などの情報交換の場である
雨水ネットワークの運営に参画している。
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| (3) | 雨水タンク水の水質実態調査
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Dその他
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| ・ | 水循環基本法フォローアップ委員
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| ・ | 水循環施策の推進に関する有識者会議の委員
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| ・ | 雨水検定の問題作成
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| ・ | 「雨カフェ」の営業
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| | 雨の音を楽しみながら、有機森林栽培のコーヒーを味わいながら
地域の人と人、情報交流の場所
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水道水は、ダムを作って水を確保、浄水場を作って活性炭等を使って水質改善、電力を使って送水、
沢山のお金とエネルギーを費やした高価な物です。
水道水の無駄遣いはやめて、雨水を溜めて活用しましょう。
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環境委員 伊藤 林(いとう しげる)(62回)
(淡交会報第81号より転載)
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委員会報告、セミナー報告の一覧は、こちら
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