令和2年 淡交会新年会が、2月2日(日)江東区亀戸のアンフェリシオンにおいて、約80名の出席者を得て開催されました。
今回は、昨年6月の総会に引き続き、67回卒業の方々が幹事を務めました。
薩摩琵琶の演奏や淡交フィルのミニコンサートで、ご出席の皆さんは大変楽しい時間を過ごすことが出来たことと思います。
午後4時を少しまわったところで杉田泰雄さん(67回)の司会で開会しました。
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☆ ☆ 司会を務める杉田泰雄さん ☆ ☆
≪ 司会の杉田泰雄さん ≫
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☆ ☆ 挨拶する大澤秀利会長 ☆ ☆
≪ 挨拶する大澤秀利会長 ≫
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始めに、大澤秀利会長の挨拶がありました。
会長からは今回幹事役を担っていただいた67回の皆さんのご協力に対しお礼の言葉がありました。
次に来年両国高等学校が120周年、附属中学校が15周年を迎えるに当たり、淡交会は学校並びに後援会と一丸となって
尽力していきたいので100周年、110周年と同様に、淡交会員各位のご協力を要請されました。
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次に、都立両国高等学校兼附属中学校長鯨岡廣隆先生からご挨拶を頂きました。
ご挨拶の中で、一昨年の校庭の改修工事に続き、体育館棟の1階武道場(剣道・柔道、地区避難所)の耐震工事、
3階体育館の照明工事など一連の工事に加え、体育館の空調工事も実施し、快適な環境となった等
学校の一連の取り組みをご紹介頂きました。
そして、淡交会大澤秀利会長と歩を一にして高等学校120周年、附属中学校15周年についての協力を要請されました。
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☆ ☆ 挨拶する都立両国高等学校兼附属中学校鯨岡廣隆校長先生 ☆ ☆
≪ 挨拶する鯨岡廣隆校長先生 ≫
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☆ ☆ 挨拶する若菜一仁事務局長 ☆ ☆
≪ 挨拶する若菜一仁事務局長 ≫
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最後に、若菜一仁事務局長から報告事項として、昨年12月就任の挨拶をした後、高等学校120周年、附属中学校15周年について、
理事会、総会での議論を経て、事務局として具体的に推進させて頂くので会員各位のご協力をお願いしました。
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次にいよいよアトラクションの時間となりました。
トップバッターは、今井真水(真理子)さん(67回 旧姓:金谷)による薩摩琵琶の演奏で、「新年の寿」です。
今井真水さんは、薩摩琵琶錦水流全国一水会会長と出会ったことがきっかけで、琵琶の演奏、語りを習ったそうです。
演目は新年をお祝いする2曲です。
・蓬莱山
・黒田武士
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☆ ☆ 撥さばきも鮮やかに熱演する今井真水さん ☆ ☆
≪ 熱演する今井真水さん ≫
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日本の国歌である「君が代」は、「蓬莱山」に由来するといわれています。
後の陸軍大将大山巌が、薩摩琵琶歌「蓬莱山」の中から国歌に相応しい歌として
「君が代は 千代に八千代に さざれ石の………」の部分を取り出したそうです。
新年会出席者の皆さんは感慨深そうに鑑賞されていました。
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2曲目は、ご存じ「黒田武士」です。
森但馬こと母里太兵衛と賤ケ岳七本槍で有名な豪傑福島正則との秀吉より下賜された「名槍日本号」をめぐる物語を描いた曲です。
何より有名なのは、今様「酒は飲め飲め飲むならば 日の本一のこの槍を……」の部分です。今井真水さんのリードで、出席者全員が
歌い大変盛り上がりました。
2番目は淡交フィルによるミニコンサートです。
長谷川英一団長(72回)はじめ総勢13名のメンバーによる演奏です。
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☆ ☆ 定期演奏会をPRする長谷川英一団長 ☆ ☆
≪ 定期演奏会をPRの長谷川団長 ≫
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☆ ☆ 熱演する淡交フィルメンバーの方々 ☆ ☆
≪ 熱演する淡交フィルメンバーの方々 ≫
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演奏曲はつぎの3曲です。
・ディトリッヒ :手児奈マーチ
・ドヴォジャーク :ユモレスク
・ヘンデル :水上の音楽よりアラ・ホーンパイプ
ドヴォジャークやヘンデルにはなじみがありますが、ディトリッヒという作曲家のことはご存じがない方多いと思われます。
そこで桑村益夫さん(50回)より懇切な解説がありました。
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