会 長 引 継 ぎ 挨 拶
 (スマホ対応)  最終更新日 : 2019/12/17     
 令和元年の新しい年を迎
え、去る6月 日の淡交会
総会で、寺洋捷年前会長を
引継ぎ淡交会会長に就任い
たしました。
 思えば約 年前に両国高
校を卒業し、多くの方に支
えられて今口まで過ごして
きました。そのご恩に少し
でも報いるべく、それぞれ
23 50
新たなる時に当たって
淡交会会長
大 澤 秀 利
66
の世界で人活躍をされてき
た多くの先輩会長の皆さん
には及びませんが、伝統あ
る同窓会を令力で後を継が
させて頂くことといたしま
した。
 両国高校は、再来年20
21年には創立120周年
と附属中学校創立 周年を
迎えます。
15
 また、2022年からは
完全中高一貫校になり、現
在の高校一学年200人が
更に減り、160人程度に
なる恐れがあります。
 いずれにしても、一時は
年450人の卒業生がいま
したが、半分以下に減少し
てしまい、同窓会の運営に
も大きな変革が求められて
おります。
 多くの卒業生の皆さんに、
愛され、親しまれ、そして
気楽に集える淡交会にして
いかなければならないと思
っております。
 これから少なくなる会は
の皆さんに、より一層、淡
交会に関わって頂けるよう、
皆さんのお力添えを頂き、
時代にあった組織運営を作
り上げていきたいと思いま
す。
 そのためにも、新しい考
え方も時には必要と思いま
す。卒業直後の大学生の皆
さんや、若い社会人の斬新
なご意見を是非いただけれ
ばと思います。
 両国高校は、地域の方に
も親しまれ、親子で卒業生
をお出しになっているご家
庭も多くおいでになります。
親子で一緒に参加できる淡
交会が出来ればと願ってお
ります。
 最後になりますが、この
7月からの新たな淡交会の
人事構成として副会長、及
び監事と常任理事に、そし
て事務局にも同期の 回が
担当して私と一緒に運営に
当たっています。会員皆様
のこれまで以上のご協力ご
支援をよろしくお願い申し
上げます。
66
 このたび私は3期6年間
にわたる淡交会会長の任期
を全うすることができまし
た。
 淡交会は間もなく創設1
20周年を迎えますが、ま
さにオリンピックの聖火リ
レーのように、この輝かし
い伝統の火を次の世代に引
き渡す役目を果たせたこと
に安堵しております。
会長退任に当たって
 感謝申し上げます
前淡交会会長
寺 澤 捷 年
60
 6年前に私が会長職を引
き継ぐに当たり郷会長から
申し送りされたことのひと
っが「資料室」の位置づけ
でした。これは予算的にも
人事面でも淡交会から独立
状態であった「資料室」を
淡交会に組みこむ作業であ
りましたが、鳥海征次事務
局長( 回)と森元忠夫事
務局次長(同)の努力でそ
60
の一本化に成功し、「資料
室委員会」として制度的に
スッキリしたものになりま
した。森元さんにはその後、
事務局長の大任を果たして
頂きました。
 就任当初に大きな目標と
して掲げた「会費納入率の
向上」については、残念な
がら実現出来ておりません
が、従来 歳を以て「寿会
80
員」とし、会費の免除とし
ておりましたが、諸先輩方
のご理解とご厚情によって、
この会費免除年限を 歳に
引き揚げることで辛うじて
収支バランスを維持するこ
とが出来ております。この
たびバトンを大洋秀利さん
( 回)にお渡し致します
が、これにより淡交会執行
部は6年若返ります。この
会費納入率の向上という宿題
の解決に期待しております。
 ところで、淡交会の情報
発信は『会報』を発刊する
編集委員会、HPなどの維
持管理を担当して下さって
いるWEB委員会、環境委
88 66
員会、そして貴重な史料と
資料の管理と広報を担当す
る資料室委員会などの委貝
会が活発に活動下さってお
りますが、この委員の皆様
には貴重なボランティア精
神を発揮して頂き、今日の
姿を創り出して頂いており、
深く感謝申し上げる次第で
す。
 なお、私の任期中には大
井俊同前校長、鯨岡廣隆校
長にはお世話になりました。
両校長先生をはじめ、淡交
公にお寄せ頂いた皆さまの
ご好意に改めて心からの感
謝を申し上げ、退任のご挨
拶とさせて頂きます。