平成29年度理事・評議員会が、4月21日(金) 午後6時より、両国高等学校・附属中学校の
会議室において開催された。 淡交会からは、寺澤捷年会長、植村昭三副会長、佐藤良之監事、
小泉宗孝相談役、小島基男顧問、外山三喜顧問、各回の理事・評議員、事務局員、また学校
からは、鯨岡廣隆校長、小林正人副校長(高校)、笠原聡(あきら)副校長(附属中学)、
谷村聡(さとし) 経営企画室長など 合計53名が 出席した。
寺澤会長から、「去る4月7日、学校の入学式に出席し校歌を聞き、胸が熱くなった。
初々しい原石を磨いて美しい玉とすることにも例えられる 教育ということのすばらしさに
思いが至った。 今後も 淡交会活動を通じて 学校を支えていこうという 覚悟を新たにした
次第である」 との 挨拶があった。
続いて、鯨岡校長から、「両国高校・附属中学校長に着任して1年が経ったが、改めて本校の
伝統の重みをひしひしと感じている。 今年は テニスコートの1面増設を含めて、校庭の改修
を予定しており、秋ごろには 改修後の姿をご覧いただけると思う。 淡交会には日頃から
いろいろ お世話になっているが、学校側も 先輩方に負けないように 頑張る所存であるので、
今後もよろしくお願いする」 とのご挨拶があった。
続いて、鯨岡校長先生から 小林副校長(高校)、笠原副校長(中学)、谷村 経営企画室長の
紹介があり、さらに 附属中学校の1期生で この4月から 付属中学校で教鞭をとっている阿部
雄大先生(109回) の紹介があった。
◎ 議 題
議事は寺澤会長を議長として進められ、森元事務局長から 以下の議題@、B、
Cについて、佐藤監事から Aについて、資料に基づき 報告並びに説明があった。
@ 平成28年度 事業報告並びに 決算(案)の審議
平成28年度の事業は、総会、新年会、各委員会活動等ほぼ例年通りであった。
10月の 第24回 東京校歌祭では 本校がトリをとり、淡交フィルの協力出演もあって
大変好評であった。
平成28年度の決算は、収支差額が 174万円の 黒字となったが、この中には
海外ホームステイ募金の収支差 41万円、奨学金の返済の未振替分 72万円が含まれて
いるので、実質的な 収支差額は 約60万円となる。 これには、会費収入、寄付金収入が
予算を上回ったこと、経費節減に努めたことなどが 寄与している。
A 監 査 報 告
佐藤良之監事より「平成28年度の淡交会計算書類を監査し、正当妥当と認める」
との監査報告が為された。
B 平成29年度 事業計画並びに 予算(案)の審議
事業計画はほぼ例年通り、予算については、収入は堅めに、支出は現状維持を基本に
収支均衡予算を 策定した。 なお、総会・新年会の会費は、出席者の増加を図って
7,000円から 5,000円 に下げる。
寺澤会長、大床副会長、植村副会長、佐藤監事、末益監事が全員留任する。
以上@〜Cに関して、全会一致で 承認された。
◎ 報 告 事 項
@ 奨学金等について
奨学金貸付および返済の状況等について、森元事務局長から報告があった。
また、海外ホームステイ支援募金の繰越金は、皆様のご協力のお蔭で 326万円に達して
いる、との コメントがあった。
A 淡交会教育奨励金(援助金)会計報告
酒井先生(81回)から、資料に基づき 淡交会教育奨励金の会計に関して報告
があった。 学校の経費として 落としにくいものがいくつかあり、これらに 教育奨励金
を当てることができるのは大変ありがたい、との謝意があった。
B 本 年 度 総 会
・ 平成29年度の 淡交会総会が 6月25(日)に 開催される。
幹事担当回の 新井美朗常任理事(65回)から、現在 鋭意同期生の呼びかけを行っていて、
すでに 50名の 同期が集まるとの 感触を得ている との報告があった。
C 淡交フィルの定期演奏会予告
・ 森元事務局長から、7月23日(日)に、めじろパーシモンホールにて 開催される
淡交フィル 第60回 定期演奏会の お知らせがあった。