( スマホ )  作成日 : 2013/09/20   

 千葉大学には キャンパスが3つあり、医学部・薬学部・看護学部は 亥鼻山
キャンパスにある。
 両国高校の同窓で、この亥鼻に在籍する者とそのOB/
OGの集まりが 「" ゐのはな 淡交会 "」 である。

現在、連絡可能な会員数は 約130人。 この会の幹事長は 宮崎 勝君 ( 66回、
現在、千葉大学医学部 付属病院長 )で、宮崎君の呼びかけで 去る 9月7日
に 標記の祝賀会が 催された。

 寺澤会長の意欲溢れる、未来に光が見える挨拶に 一同、感動した。
寺澤君によると、今回、会長を引き受けたのは 2005年に 千葉大学に戻ったが
研究室がなくて困っていた時に、当時 薬学部長 (現・理事) であった 山本
恵司君 (64回) が 淡交会の誼で 薬学部の 研究室のスペースを 寺澤君に貸し
て下さった、そのご恩が 重要な動機となったことが述べられ、改めて一同、
淡交会の絆に 共感した次第である。

 参加者からは 今後 寺澤会長を全面的に応援しようとの意見が多く聞かれた。
また 堂垂伸治君 (63回) が 高齢者を 地域住民とともに見守る 『 あんしん
電話 』システムにより 医学部 同窓会の 「ゐのはな賞」 を受賞したことも
報告された。
この『あんしん電話』システムは、毎朝300人以上の独居高齢者に 堂垂君の
声で「お元気ですか」という電話が一斉に発信され、応答のない場合には地域
の近隣の方が様子を見に伺うというシステムである。
このシステムが全国津々浦々に普及すれば、孤独死などはなくなる。
その普及が強く望まれると感じた。

 今回、新たに看護学部長の宮崎美砂子さん(75回)が参加されたが、その経緯
が面白い。 宮崎さんは「ゐのはな 淡交会」の存在を 永らく知らなかった
そうだが、古い 「淡交会名簿」 を見て、病院長の 宮崎 勝君が 両国高校の
同窓であることを知り、部局長会議の席で 声を掛けたのだという。
 以上のごとく、「ゐのはな 淡交会」は 千葉大学医学部、薬学部、看護学部
に しっかり根付いており、活発な活動が繰り広げられている。
 しかし医学部を中心に 後輩の入学が 少し途絶えていることが 残念であり、
両国高校と付属中学 の奮起を望む と同時に、われわれ OB / OG会としても
実質を伴う 応援をするべきだとの意見が 多く寄せられた。


☆ ☆  参 会 者 1 7 人 の 集 合 写 真  ☆ ☆
☆☆ 参 会 者 1 7 人 の 集 合 写 真 ☆☆

【 前列左から 】
盛 克 己(57回)、宮崎美砂子 (75回)、寺澤捷年 (60回)、宮崎 勝 (66回)、
坂田早苗 (50回)、須賀ひとみ (90回)。
【 中列左から 】
吉田孝宣 (62回)、後藤澄雄 (63回)、土岐朋子 (90回)、小林宏忠 (61回)、
坂下育美 (66回)。
【 後列左から 】
木所昭夫 (64回)、沖本光典 (65回)、山本恵司 (64回)、堂垂伸治 (63回)、
川島辰男 (67回)、当間雄之 (86回) である。

参加者 ひとりひとりが、近況を報告し 和気藹々、楽しい ひととき を過ごし、
散会した。

( 吉田 孝宣 記 )