さて、今回の演奏曲は、先ずモーツァルトの歌劇「皇帝ティートの慈悲」。
続いて同じくモーツァルトの交響曲第38番「プラハ」。この曲は気持ちが晴れやかになる明るさを持っており、お客さんも気分が乗ってきたと思います。
そして休憩を挟み、いよいよメイン曲であるチャイコフスキーの交響曲第3番「ポーランド」。ここでハプニングが発生しました。
第2バイオリンで譜面が見つからず、譜面を持って舞台に再登場するまでの数分間、なかなか始まらないので会場内は重苦しい雰囲気に包まれました。指揮の新田さんも舞台袖でやきもきしていたはずです。
しかし、演奏が始まってからはハプニングを忘れさせるような力演が展開されました。本番が一番出来が良かったのではないでしょうか。
< 新田ユリさんの指揮で演奏中 >
< 新田ユリさんの指揮で演奏中 >
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アンコールは同じチャイコフスキーの「イフゲニー・オネーギン」から、勇壮な"ポロネーズ"。
そして最後は皆様お待ちかね、淡交フィル十八番の「校歌」。会場内に"あけくれの〜"が響き渡りました。
終演は午後4時10分でした。
ご来場いただきました 郷会長をはじめとする 淡交会の皆様方、本当にありがとう ございました。
なお、次回は今年6月16日(日)午後2時から文京シビックホールで開催します。
"名曲を訪ねて"と題して、ベートーベンの「運命」、シューベルトの「未完成」など超名曲を揃えて皆様のご来場をお待ちしています。
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