(スマホ) 作成日: 2020/06/29 by AM   
 

 我等が期は65歳となり、介護保険証がいきなり送られてきたりとため息ばかりでロクなことはない。
それに、孫と遊園地に行っても年齢制限でジェットコースターに一緒にも乗れない。
ということで、令和2年2月15日(土) 東武ホテルレバント東京に於いて、
  「ジェットコースターにはもう乗れない!?元気(前期)高齢者祭」
を開催した。
 あるゲームを企画した。
前の人の肩に両手を載せて、それが後ろに続いていくと、最終的に100人位の輪(リング)が完成する。 照明が落ちクィーンの「I was born to love you」が会場に流れ出す。
サビで、音量が上がり、フレデイ・マーキュリーが絶叫しだすと、リングが上下にウェーブを始めた。
それはさながら、ジェットコースターが走っているように思えなくもない。
ミクロ的には、初老の男女が音楽に合わせてスクワットをしているだけなのだが、俯瞰すると、連続的に上下にウェーブする生き物に見えてくる。
その光景は、夢の中の出来事のようだった。
歓声と 溢れる笑顔と 一体感と サーフボードがチューブウェーブの中を滑走していくようなドライブ感というかある種の爽快感が会場を包み込んだ。
わずか数分の出来事だったが、この奇跡のような時間は、その場に居合わせた我々の脳裏に深く焼き付けられたのである。
在学当時の数百枚の写真で構成されたスライドショー、適度な酩酊、旧友との邂逅、それらが醸し出す気持ちのいい雰囲気が その場限りの出来事を完成させたのだ。
照明が戻ってもその輪はしばらく消えることはなかった。
恩師の渡部先生にジェットコースターの感じは出ていたかを採点してもらった。 100点を貰って、みんな年甲斐もなく嬉しそうだった。

≪ ☆ ☆ 歓声と笑顔のウェーブ  ☆ ☆ ≫

≪ ☆ ☆ 歓声と笑顔のウェーブ ☆ ☆ ≫

 そんな同期会も終わった。
件のコロナウイルス騷動が気になりだし始めた頃で、開催日が1週間遅れていれば、おそらく、中止せざるをえなかった。
際どいタイミングだったが、それも我々70期生にとっては、令和2年の同期会を忘れがたいものにさせたのかもしれない。

堀内 勝彦(54回) 記   
(淡交会報第84号より転載)

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