新型コロナウイルスの感染者減少対策で家族の眼が厳しくなったために、両国の友人達と会う機会もほとんど無くなってしまいました。
そこで今回は、遠方に住む一人の友人との最近の付き合いについて、書かせていただきます。
その友人は、B組の岸本尚武君です。
彼とは、大学も会社も違うところですが、30歳前後に彼と私が、神奈川の箱根近くの「小田原の在」に住んでいて、家が近くにあって、 小田原や私の社宅で、食事を共にすることもありました。
長い間、彼と私が会う機会がなかったのですが、先日、淡交会事務局に彼から電話があって、
「吉田君が会報の写真を撮影していて、最近の会報記事の写真を見て、懐かしく思った」
という趣旨の話を事務局の方にしてくれたという連絡をいただきました。
私は、それが嬉しく　電話をかけると、岸本君はとても喜んでくれて、今住んでいる福岡(彼の家は北九州市)名産で、 日本一おいしい明太子を送ってくれました。
私からも東京名産のものを送ってあげました。
彼はそれをもらってなつかしく思い、嬉しかったようです。

吉田　隆　61回　　　 
(淡交会報86号より転載)