(スマホ)   登録日 : 2012年11月28日   
 第31回 佐倉カントリー倶楽部  11月20日(火)

第31回五五ゴルフ会は、さる11月20日(火)、11名が参加し、佐倉カントリー 倶楽部において開催されました。


< 今回参加された皆さん >
< 今回参加された皆さん >

 秋晴れのゴルフ日和に恵まれましたが、スコアの方はマチマチ。 加齢と共に イメージと実際の身体の動きのバランスが 徐々にとれなくなるのでしょうか、OB、 シャンク、ダフリ、バンカーでの大たたきなど 首をかしげる光景も多くみられました。
特に、バンカーで何回も叩くのは、プレー進行上、また、精神衛生上好ましくないので、 5回以上トライしても脱出できない場合は、スコアは12とする 救済措置をとっている 組もありました。

 競技方法は、ペリア方式を採用し、誰でもが入賞できるように配慮されました。
優勝は、本田 義弘さん、準優勝が平松 健造さん、三位が外山 三喜さんでした。



< 入賞者の外山さん、本田さん、平松さん >
< 入賞者の外山さん、本田さん、平松さん >

懇親会では、プレーの反省、参加者の近況など 旧交を温めました。


< 懇親会では、まずは乾杯! >
< 懇親会では、まずは乾杯! >


さて、幹事からの依頼もあり、ゴルフについて 日頃感じている 随想をまとめて みましたので、以下紹介させていただきます。

記載  小林 喜一郎 ( A組 )  


☆ ゴ ル フ は 人 生 だ ☆

小林 喜一郎  


「ゴルフには性格が出る」 という。 ミスをした場合 それを引きずる人、パッと切り替えることができる人。 失敗を恐れずに明るく積極的に行く人、絶対に無理をしないで慎重にいく人。 等々。
また、ゴルフにはその日の気分・体調も反映する。 体調が良く 気分も前向き、コースマネジメントもよくできて 余裕をもってプレイできる、そんな日もある。 しかしなまじ調子が良くて 入れ込み過ぎ、結果がどんどん悪い方に行く時も 少なからずある。 そんな日に限って、どうもパットがすべて強すぎてしまう、かといって 弱めに修正するととんでもなくショートしてしまう、どうにもコントロールが定まらないのだ。

ゴルフには「ツキ」の要素も大きい。 ボールが林に入ったが 木に当たって撥ね返った、ツイていないときは OBの方向やら池ポチャやら。 逆にツイているときは フェアウエイのど真ん中に、いやピンそばに行く、ということだってある。 同じようなところからショットしたのに A君はあと10cm短くてバンカーに入った、B君はバンカーを辛うじて越えただけなのに キックが良くてボールはグリーンに乗っただけでなく ピンに向かって行くではないか。 気落ちしたA君はバンカーで大叩き、B君はパットがきまってバーディ。 そうなると そのホールだけで その日のスコアの明暗がくっきりと分かれてしまう。
しかし A君がそこでくさらず 他のホールを何とかまとめたのに対して、B君はバーディで調子に乗りすぎ、次から調子を崩す ということもある。 この場合は ゴルフの神様はそこで忍耐力を試しておられたのだろう。

プレイには こうした諸々が作用する。 その結果は スコアという客観的な数字として表わされ、自分に突きつけられる。 これがお前の今日の姿だ、ということだ。 数字が良いと 自分の生き様が肯定されたようでうれしいし、数字が悪いと まずは見たくもない、捨てたいという気分になり、これを貴重な反省材料にして 改善を図ろうという前向きな態度に行きつくのには 相当な自制心と克己心が必要である。

ゴルフが ほかのスポーツと違う所は、すべて自分が原因を作り、結果がすべて自分に返ってくる、ということだろう。 チームプレイなら 原因も結果も仲間との共同責任だし、テニス(シングルス)や格闘技のようなものは 戦うのは自分一人だが勝敗は自分の力量・調子だけでは決まらない。 相手の力量・調子との相関関係で決まる。 ゴルフは 相手が人間ではなくボールが相手、コースが相手、自然が相手であり、究極的には 他の誰でもない自分自身が相手である。 結果の責任は 自分だけで負わなければならない。

こう考えてくると 「ゴルフは人生だ」というが、考えようによっては 人生にもないような厳しい要素が盛り込まれたスポーツであり ゲームなのかもしれない。