第54回卒業生で構成する「悟志名歩会」は毎新年七福神めぐりを実施しています。
品川、山の手、日本橋、深川、浅草、墨田、亀戸、北千住など江戸時代から続く伝統の七福神は既に参拝を終えています。
昨今、自治体や観光協会の肝いりで、各地に新興七福神が名乗り出て、ますます七福神が身近になっています。
令和2年(1月7日)は、東京のど真ん中、港区が宣伝している「港七福神めぐり」を選択、新年の御利益を授かることにしました。
ネット記載にある「港七福神めぐり」について引用させていただくと、「昭和八年発足の『麻布稲荷七福神詣』を始めとします。
戦争の影響により昭和15年で中断しますが、昭和41年に巡拝所を再編し、『港七福神めぐり』として再開しました。
七福神に加え、宝船を含めた8ヵ所を巡るのが特徴で、東京夕ワー、六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、麻布十番商店街
といった観光名所に立ち寄ることができるのも巡拝者の楽しみの一つとなっております」と記述されています。
昭和の七福神とはいえ、参拝する社寺は、太田道灌の建立した熊野神社(恵比寿)や勧請した麻布氷川神社(毘沙門天)など
江戸時代から親しまれた歴史ある寺社ばかりで、御利益を感じられる厳かなものでした。
また、港七福抻めぐりのルートには前述の観光名所ばかりでなく、ロシアや中国など複数の駐日大使館が点在し、特に、
多数の警官が物々しく警備する大使館の直前を通過する際には、緊張感をおぼえる事もありました。
直近の厳しい国際情勢を肌で感じる七福神めぐりでもありましたが、麻布十番商店街のイタリアンレストランで
参加者全員和気あいあい、幸多き新年を願って祝宴を開催しました。
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