上の大きなタイトルロゴを クリックすると「総合ページ」が見られます。 (スマホ) 作成日: 2017/06/10 by AM  
 

 私達54回生(悟志会)は、登山や街歩き、囲碁等々、同好者が定期的に集まりを開いています。 街歩きの会は「名所を歩く会」(通称名歩会)と称し、原則として毎月都内や近郊の名所旧跡を訪ねていて、毎年年初には各地の 「七福神めぐり」をしています。
 今年は1月13日に総勢23人が集まり日本橋界隈の七福神めぐりを行いました。
三越本店を午前10時に出発、小網神社(福禄寿)から椙森神社(恵比寿神)まで、総距離3km、約2時間で七つの社を参拝し、 それぞれが福徳長寿を祈願しました。

≪ ☆ ☆ 七福神巡りに参加のみなさん ☆ ☆ ≫

≪ ☆ ☆ 七福神巡りに参加のみなさん ☆ ☆ ≫

 昼食をとった後、年寄りには久しぶりの日本橋、折角の機会をとらえて「日本銀行本館と貨幣博物館めぐり」を実施しました。
まず辰野金吾設計、明治29年竣工の石積み煉瓦造り、地上3階地下1階建の我国初の本格的な石造り建築の重厚さに圧倒され、 日頃あまり縁のない福沢諭吉一万円札の精巧な印刷術に改めて驚き、10sの十億円分の一万円札ブロックの重さにびっくり仰天、 日本銀行の発券業務の一端をしっかりと学びました。
日銀紹介のパンフレットと共に手にしたお土産は、なんとシュレッダーにかけられ砕片になった「福沢諭吉」様でした。 せめて「新札の一万円札」であったらなあ。七福神めぐりの多大なご利益のありし夢のような一日になったのだが・・・ との思いが残る名歩会の一日でした。

春日 利文(54回) 記   
(淡交会報第77号より転載)

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