悟志会軽登山会は8月28、29日の1泊2日で北八ヶ岳の半縦走に挑戦しました。
参加者はA組春日、岡田夫人、私、B組の福島、永瀬夫婦、佐藤(仲村)、中川、D組の実方の9人。
初日は茅野駅からアルピコバスで白駒池まで入り、池に面した白駒荘で昼食の後、翌日のための足慣らしにと、
大きな岩や滑りやすい木道に手古摺りながら高見石に向かい、巨岩の積重なった頂上を制覇、さらにその奥の丸山を経て
山小屋のある麦草峠まで歩きました。
軽く考えて事前調査もせず、楽に歩けると思い込んでいましたが、丸山から麦草峠のコ−スは、登山者が少なく荒れていて、
大きな岩や段差に妨げられて踏破に苦労してしまい、到着予定が1時間余り遅れてしまった上、翌朝のスタート時に3人の
離脱者を出してしまいました。
翌早朝、この3人には苔の繁茂地で知られる白駒池を一周して、昼過ぎの茅野駅行きのバスに乗るようアドバイスして、
残った6人で山荘を出ましたが、ガスが深く、当初予定の大石峠、茶臼山、縞枯山、天池峠、ロープウエイ山頂駅の本コースは、
濃霧で道標を見落とす恐れもあったので、年寄りには危険と判断、尾根道から200メートル程下がった西側のほぼ平坦な山腹を、
ロープウエイ山頂駅まで歩くことにしました。
途中ガスが晴れれば右折して縞枯山に出るつもりでしたが、分岐点まで来てみるとガスはますます深くなり、山頂どころか
登山道の入口から先も見えず、空模様も怪しくなってきたので、無理をせず坪庭を一周しただけで、ロープウエイとバスで茅野に下りました。
尾根歩きが出来なかったことは残念でしたが、参加者には八ヶ岳の魅力の一端を楽しんでもらえたと思っています。
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