四八会の代表小泉一郎君が三月に急逝、また、世話人の一人田口雅雄君が同月に病没された。
事務局を一手に、ここ20年担ってこられた小泉君が亡くなられて途方にくれたが、このたび、片岡和夫君が代表に、
坪田公夫君と石村実君が新たに加わって再出発となった。
当面、田口君の米寿の際の宣言「卒寿パーティー」の実現だ。
四八会は、これまで忘年会の日を定めて(討入の日、12月14日)、40余年続けてきた。そのうえ、謝恩会、還暦、
古稀、喜寿、傘寿、米寿とそのお祝いの集まりを続けてきた。
昭和20年、東京大空襲のあと、辛うじて焼け残った体育館で入学式を挙げた134名の入学者は、
卒業式には多くの転入者を迎えて、319名が巣立っていった。
戦後の乏しい衣食住の中、共に学んだ同期生の絆は固く、祝宴には、近年ではご夫婦も多く見られるようになった。
コロナ感染の危険も薄くなってきたこの年末、忘年会の日取りにならって、亀戸アンフェリシオンに集まることとなったことは
有難いことだ。
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