平成24年度淡交会総会が、さる6月30日(土)、江東区の アンフェリシオンにて、230名に及ぶ 出席者を得て開催されました。 恒例により、総会の受付、司会、議長、そして、懇親会でのお楽しみ抽選会を 各回の卒業生が運 営していますが、今年は、60回生が中心で、そして、70回、80回、90回、100回の卒業生が担当 し、綿密な準備と チームワークのお陰で 大盛況の中で行われ、 開会は、小出 一成さん (60回)の 総合司会で 始まりました。 ☆ ☆ 総 合 司 会 の 小 出 一 成 さ ん ( 6 0 回 ) ☆ ☆ 総合司会の小出一成さん (60回) 郷 通子会長は、挨拶の中で、「平成23年度は淡交会の会員相互のコミュニケーションをなお一層 強化するため、会報委員とWeb委員の献身的ご尽力のお陰で、年2回の会報の発行と淡交会ホーム ページの抜本的なリニューアルを図りました。 そして、各種淡交会活動の拡充にも積極的に取り組 んでまいりましたが、淡交会報第68号にも掲載しましたように、この数年来、種々の要因により 淡交 会の運営資金が減少しており、当期収入で支出をカバーするのが困難になってきております。 このままの状態が続きますと、苦肉の策として、予算の多くを占める会報の発行回数を年1回にする とか、会費を納入している会員のみに配布するなどの対応に迫られています。 各回の同期生の方々 と申し合わせの上、どうか一人でも多くの方に年会費を納めていただきたい」と協力を お願いいたし ました。 ☆ ☆ 郷 通 子 会 長 ( 5 5 回 ) ☆ ☆ 郷 通 子 会 長 ( 5 5 回 )
郷 通子会長は、挨拶の中で、「平成23年度は淡交会の会員相互のコミュニケーションをなお一層 強化するため、会報委員とWeb委員の献身的ご尽力のお陰で、年2回の会報の発行と淡交会ホーム ページの抜本的なリニューアルを図りました。 そして、各種淡交会活動の拡充にも積極的に取り組 んでまいりましたが、淡交会報第68号にも掲載しましたように、この数年来、種々の要因により 淡交 会の運営資金が減少しており、当期収入で支出をカバーするのが困難になってきております。 このままの状態が続きますと、苦肉の策として、予算の多くを占める会報の発行回数を年1回にする とか、会費を納入している会員のみに配布するなどの対応に迫られています。 各回の同期生の方々 と申し合わせの上、どうか一人でも多くの方に年会費を納めていただきたい」と協力を お願いいたし ました。 ☆ ☆ 郷 通 子 会 長 ( 5 5 回 ) ☆ ☆ 郷 通 子 会 長 ( 5 5 回 )
次いで、前任の大平 一男校長からこの4月より引き継いだ新任の大井 俊博校長は、「平成18年 に、都立両国高校附属中学校が開校し、昨年度末には、中高一貫教育校としての一期生を送り出し ました。 今後とも、校長として、両副校長と共に、伝統校の力、そして、諸先輩のように 学力の向上 とたくましさを継承し、リーダーとしての資質を備え、社会貢献への高い志と使命感を持つ人材を育て たいと考えています。 また、淡交会には、創立110周年での物心両面からのご援助をいただきまし たが、今回は、なお一層 校内の明るい 雰囲気を 醸成する一環として、校舎内の中央階段に季節の 花々の植木鉢をご寄贈いただき 心からお礼申し上げます。」 と述べられました。
外山事務局長は、平成23年度事業報告及び一般会計決算報告と24年度事業計画及び一般会計 予算案など淡交会の活動を説明し、満場一致で承認されました。 「24年度予算案では、各支出項 目の経費削減につとめますが、23年度の年会費納入者数は、2,559名で、納入対象者数15,171名の 約17%ですので、年会費納入のご理解とご協力をいただきたい。」 と付け加えました。
総会のハイライトである講演は、「 死者が生者に遺すものー大震災から1年、生きる意味とはー 」 と 題し、元昭和大学医学部教授(現客員教授)の中島 宏明さん(60回)が行いました。 まず、「 東日本大震災の死者の多くが 溺死・低体温死で、圧死の多かった阪神大震災や 焼死の多 かった関東大震災と違いがある 」 と述べました。 そして、「 人生は選択の連続であり、何を選択する かで 人生は変わる。 人の人生には終わりが来る。 末期のがん患者の生き方が 家族に勇気を与える。 長年、患者を看取ってきて思うのは、一生懸命生きていると、その人のとって一番良い時に あちらの世界が呼んでくれる、死者は家族や友人の心に多くのものを残す、親の死は子供への最後の 贈り物 である。」 など 臨床40年の医師である中島さんが長年、人生の生死に接して見えてきたものを語りました。
お楽しみの懇親会は、黒田 輝男さん(60回)の司会ではじまりました。 まず、淡交フィルの演奏で、早川 正昭(49回)作曲・「日本の四季」より"秋"の第3楽章(村祭り)、ヨハン・シュトラウスU作曲・ポルカ 「雷鳴と電光」 が奏でられ、会場の雰囲気が一段と盛り上がると、若々しい109回新会員 約75名が 壇上に上がり、会場は 大きな拍手で沸きました。
大先輩である41回生の太田 義朗さんと山田 信一さんが乾杯の音頭をとると、 会場は歓談の渦となり、同期生同志はもとより、先輩と後輩との和やかな交流が 図られました。
いよいよお楽しみ抽選会。進行の黒田さん(60回)と共に担当幹事の皆さんが 壇上にあがり、番号を呼び上げる度に、会場は一瞬静まり返り、出席者は抽選券 に集中。 目出度く当選された方々は嬉々として賞品を受け取っていました。
小出一成さん(60回)の指揮で、淡交フィルの演奏に合わせ、出席者全員で校歌を斉唱し、大床正晃副会長の挨拶で閉会となりました。 来年の2月9日の新年会での再会を約し、仲間同士で二次会に出かけたようでした。 ☆ ☆ 大 床 正 晃 副 会 長 ( 6 0 回 ) が 閉 会 挨 拶 ☆ ☆ 大床正晃副会長 (60回) が閉会挨拶