事務局より、大澤 秀利会長(66回)を議長とすることが提案され、承認された。
常任理事の委嘱
大澤会長より、原口 孝(62回)氏を常任理事として委嘱する旨の発表があり、委嘱状が手交された。
その後、原口 孝氏よりご挨拶があった。
また、非対面(紙上)開催の第1回常任理事会で、常任理事として委嘱された戸島 久美絵(82回)氏よりご挨拶があった。
会長挨拶要旨
新型コロナ感染から会員の皆さんを守るべく、昨年度第3回常任理事会、今年度の第1回常任理事会、さらには、
本年度の総会を、誠に残念ながら、非対面で実施せざるを得なかったが、今回は、多くの関係者のご努力や会場の
アンフェリシオンのご協力のお蔭で、久しぶりに、対面での開催にこぎつけることができた。
本日は、淡交会が直面している課題を共有して頂くとともに、淡交会の120周年記念事業をご提案しますので、
議論頂きますようお願い申し上げる。
☆ ☆ 常任理事会の様子 ☆ ☆
☆ 常任理事会の様子 ☆
報告事項
@
令和2年度上期(9月末)一般会計報告
若菜 一仁(66回)事務局長から、資料に基づき以下のような報告があった。
上期を振り返ると、経常収入は、予算比50%であるが、事業収入は総会会費収入がない等、大幅に予算比15%減少であった。
支出面では、新型コロナ禍という予算策定時には想定していなかった事態への対応により、システム関連の支出を
消耗品費に計上する等、例年とは異なる処理が多かった。
また、新型コロナ禍においても、淡交会活動が衰退しないようスモールミーティングを実施したこともあり、
会議費は、予算比達成率が高くなった。
その結果、経常費は、予算比17%増となった。事業費は、総会が紙上開催、両国祭、校歌祭は中止となった等の理由により、
支出が減少し、予算比10%減となり、トータルでは、予算ペースであった。
その他及び特別会計を加味すると、上期では約60万円プラスであった。
A
両国高等学校創立120周年・附属中学校開校15周年記念事業準備状況
若菜 一仁(66回)事務局長から、以下のような報告があった。
記念行事は、令和3年7月17日(土)に 記念式典及び淡交フィル管弦楽団による記念コンサートが、錦糸町の
「すみだトリフォニーホール」で、実施される予定である。
新型コロナ禍にあって詳細は未定であり、感染を防止する観点から、祝賀会は実施されないと聞いている。
学校、後援会、淡交会の三者で実行委員会を組織し、協議している。
審議事項
「両国高等学校創立120周年・附属中学校開校15周年記念事業」の推進について、
〜120周年を機に、縮小均衡からV字反転を実現する〜
若菜 一仁(66回)事務局長から、添付の常任理事会提案書に基づき、概略以下の説明があった。
@ 会員の高齢化、アクティブ会員(会費を納めている会員)の減少、
A 会員情報システム等システム全般の老朽化、
B 在校生への影響力、共感力の低下、
C 収入の減少等による縮小均衡からV字反転をどのようにすすめるのか
についての提案である。
次のような質疑応答があり、事務局の提案は承認された。
質疑応答
問
記念行事の内容に誤植がある。
1ページに「トリニティホール」と記載されているが、「トリフォニーホール」が正しくはないか?
答
申し訳ない。「すみだトリフォニーホール」が正しい。訂正をお願いする
問
給付型の奨学金のファンドは、何年間を想定した金額にしているのか?
答
10年間は支給できる金額を想定している
問
120周年募金の目標2500万円は、大きすぎるのではないか?
問
100周年の記念の募金は別格にして、110周年と比較しても難しいと思うが?
問
どのように進めていくのか?具体策を聞かせてほしい
答
ご心配をお掛けし申し訳ない。
縮小している現況、また中高一貫校になることによる卒業生の減少、等を考えると、120周年を機にした
対策が必要であり、2500万円規模の募金が必要。
110周年の実績を見ると、大変なことは十二分に認識しているが、皆さんのご協力で達成したいと考えている。
具体的には、まず、12月発行の会報に掲載するともに、募金をお願いするチラシを同封する。
封筒も特別仕様にしている。
具体的には100周年、110周年等に寄付を頂いている会員の方々への個別の依頼、法人関係は広告費での依頼、
同期会のネットワークでの依頼、等を、必要があれば会長、事務局が直接お訪ねして、
お願いする心積もりである。
問
「きぼうの基金」の趣旨は分かるが、奨学金(貸与型)の為の寄付金のみを使って設立するのか?
答
先輩方に貯めて頂いた奨学金(貸与型)ファンドは、6年間奨学金の申し出がないので、そのままとなっており、
在校生の方々の希望に応えるべく、給付型の奨学金を設立し、有効に活用させて頂きたい。
その為に、120周年記念の寄付も行い、従来のファンドを拡充するという計画である。
問
給付型の奨学金を設立する手続きはどうするのか?
答
来年度の総会で、給付型奨学金の規定を提案し、ご承認を頂くという手続きで進めたい
問
「きぼうの基金」設立も総会マターではないのか?
答
制度の規定を新設するのではなく、ファンドの再編成であり、従来型の奨学金も存続し、
デュアル運営を行うので、常任理事会のご承認で進めさせて頂けると判断した。
縮小を続ける現況を、V字反転するためにも、早急に取組みが要請されており、ご承認をお願いします
問
本年度のように、新型コロナ対応等、想定外のことが発生することを考えると、淡交会の組織もスリム化し、
機動的にする必要がある
答
ご提言の趣旨は、よく理解できる面もあるので、お預かりして検討させて頂きたい
審議終了後、
淡交フィル管弦楽団の長谷川団長より、令和3年2月の定期演奏会の紹介があった。
日時:令和3年2月11日(木・祝) 14時開演
会場:江戸川区総合文化センター 大ホール
(※新型コロナ感染症対応のため、中止となりました)
以 上
※ 次回常任理事会の日程:2021年3月23日(火)