" 平 成 2 7 年 度 第 3 回 常 任 理 事 会 報 告 "   (スマホ対応)  作成日 : 2016/06/25       
    平成28年度 第1回 常任理事会 開催
日  時 :  平成28年 6月17日 (金) 午後 6時 〜
会  場:  アンフェリシォン
出 席 者 :  40名

平成28年度第1回常任理事会が、6月17日(金) 午後6時から アンフェ リシオンに於いて、40名の 参加者を得て開催された。

 ☆ 会議の議題と要旨・結果 ☆
   事務局より寺澤捷年会長を議長とすることが提案され、承認された。
 ○ 会 長 挨 拶
   ( 要 旨 )
     この4月から、大井俊博校長の後任として、鯨岡廣隆校長が着任された。
   鯨岡校長は、東京都の教育行政に長年携わってこられ、今後本校の教育活動の
   一層の充実が期待されよう。 淡交会としても、学校に対して、できるだけの
   応援をしていきたいと考えている。たとえば、去る3月に開催された「 第3回
   SAGE JAPAN CUP 」 ( 高校生が 社会貢献事業を提案する大会 ) に優勝した
   両国高校チームが、8月にマニラで 開催される世界大会に出場するが、
   これへの資金援助を決めている。 また、淡交会報 76号では、会長として
   淡交会の財務状況の逼迫を訴え、その打開のための提案を行った。
     本日の議題である 27年度の決算についても 一応の収支バランスは保
   たれているが、収入、支出、運転資金のバランス ということを考えた場合、
   運転資金はかなり不足しているように思える。 運転資金の一層の増加を図る
   ことによって、賛否両論あると思うが、会の法人化 という選択肢も可能に
   なろう。
☆ ☆ 寺 澤 捷 年 会 長 ( 6 0 回 ) 挨 拶 ☆ ☆
☆ 寺  澤 会 長 の 挨 拶 ☆
☆ ☆  審  議  の  様  子  ☆ ☆
☆ 審 議 の 様 子 ☆
  ■  審 議 事 項
  (1) 平成27年度事業報告及び一般会計決算確定報告並びに監査報告について
    森元事務局長から、「平成27年度の事業については、予定通り終了したこと、
    27年度決算については、頭書予算では74万円の赤字が見込まれたが、会員
    各位のご協力のお蔭で、寄付金収入が予定を上回ったこともあって、76万円
    の黒字となった。
    また、会計監査も4月18日に無事済んだ」との報告があった。
    本件について、満場一致で承認された。
  (2) 平成28年度事業計画及び一般会計予算(案)について
    続いて、「平成28年度事業計画に関しては、ほぼ例年通りの事業を計画し
    ている。 平成28年度予算(案)について、収入に関しては、会費、寄付金
    とも ほぼ前年並みを想定し、支出については、両国祭、東京校歌祭などの
    一部経費を増加した。
    支出合計では、前年度比105%となったが、収支差ゼロの均衡予算となった」
    との報告があった。
    本件について、満場一致で承認された。


  ■  淡交会の会費収入の増加と安定化について
     淡交会費の増加と安定化については、若い会員層の会への参加を増や
   すことが基本である。この観点から提言や意見が出された。
   先ず、新里善弘常任理事 (49回) から、次のような提言があった。
   「 会報76号の会長の文章を読んで、会の存続の危機と心配になったが、
   本日のお話を聴いて少し安心した。 約20年前の100周年記念事業の際に、
   募金活動に携わったことがある。 その時、1億4500万円の 募金が集まった
   ことを思い出している。 後輩たちの 会への参加の大切さを痛感しているが、
   それには、淡交会が楽しい集まりであるということを 知ってもらう必要がある。
     100周年記念事業の際は、生物部OBで作った 機関紙 『 かぶと
   むし 』発行を通じて、多くの人と知り合うことができた。 さらに 『 かぶと
   むし 』を差し上げた 千葉大医学部出身者の会である“ゐのはな淡交会”の方々
   とも親交が深まった。
   これらは楽しい経験であり、その交友関係は 現在も続いている。
     常任理事会の集まりを 横糸のつながりとすると、縦糸のつながりを
   深める必要性を感じる。 最近の会報には、サークル関連の記事も増えており、
   サークルを通じた縦糸の関係強化を促すことを 提案したい。 両国祭などにも
   もっとお金をかけてもよいから、若い人達にアピールする企画や内容を 展開
   してほしい」
     これに対して、寺澤会長から「 縦糸の関係強化ということは 実に良
   いご提案をいただいた。 特にハンドボール部、バスケット部、バレーボール部
   などは、OBの関係も緊密であり、常任理事には OBの方もいらっしゃるので、
   これらの部から 率先して縦糸の関係を強化し、淡交会への参加促進を 促して
   欲しい 」 との強い要請があった。
     さらに 古田公男常任理事 (53回) から、「 66、68、69回、… などの常任
   理事が出ていない卒業回、特に80回などの より若い卒業回から、是非 常任
   理事を出してほしい 」 との発言があった。
     また、伊藤林常任理事 (62回) からも 「 以前にも財政難を 寄付金
   で凌いだことがあるが、会費納入額の増加に対する 解決策は先延ばしになっ
   てきた 」 との指摘があった。
☆ ☆ 新 里 善 弘  常 任 理 事 ☆ ☆
☆ 新 里 善 弘 常 任 理 事 ☆
☆ ☆  古 田 公 男  常 任 理 事  ☆ ☆
☆ 古 田 公 男 常 任 理 事 ☆

■  報 告 事 項
 ○ 東北被災地激励ツアー(10月11日〜12日)参加について
   東北被災地激励ツアーに関して、外山元事務局長から、趣意書を添えた
   参加募集のお願いがあった。
   参加希望者は、外山元事務局長、または淡交会事務局までご連絡願う。
☆ ☆  外 山 三 喜  元 事 務 局 長  ☆ ☆
☆ ☆ 外山三喜 元事務局長 ☆ ☆
 ○ 東京校歌祭(10月23日)参加について
   外山三喜元事務局長(55回)から校歌祭への参加要請があり。 これを受けて、
   会長から、常任理事全員の 参加要請があった。 さらに、中村晴永常任理事
   (55回)からは、1人が3人を連れてきてほしい との要請も出された。

 ○ 資料室委員会からの報告
   戸張誠之助 資料室委員長(54回) から、「 今年は本校創立115年に当たること
   もあり、両国祭では、初代校長八田三喜の教育理念を取り上げ、その教えを受
   けた先輩たちにもスポットを当てた い」 との報告、および、さる6月9日に
   実施した 資料室委員による 日本近代文学館往訪の報告があった。 
   「 日本近代文学館には、府立三中の『 学友会誌 』の 66号( 昭和11年発行 )
   と 72号( 昭和15年発行 )が 保管されていることが判明した 」とのこと。

 ○ 環境委員会からの報告
   岡田宗久 環境委員長(58回)から、「 今年の両国祭での 環境委員会の展示は、
   昨年同様に 環境とエネルギーに関して、委員各位の 調査・研究の成果を展示
   する。 環境委員会は、何としても 地球環境を守りたい との思いで活動している。 
   昨年の両国祭で、中学生による 水素エネルギー利用に関する発表を見て、
   『我々の訴えは、必ず 若い人たちにも届く』と頼もしく感じた 」 と述べた。

    ◎ 次回常任理事会日程 : 平成28年11月28日(月)  於: アンフェリシオン
                   
記載 : 淡交会事務局